球春開幕!2008年03月20日 13時42分52秒

神宮球場にて
いよいよ待ちに待った今年のプロ野球パリーグの開幕です。
我が楽天イーグルスも、オープン戦後半4連勝と調子を上げてきていて、期待が高まりまくっている状態です。

世間や評論家の評判は決して高くない(「台風の目」扱いはされているようですが)ですけれど、若手とベテランがこれだけ一体になっているチームは他に無いと、個人的には思っております。

開幕戦は対ソフトバンクホークス、これを書いている時点で23対0でリードです。2年前は、相手が杉内投手と言うだけで正直勝てる気がしなかったのですが、もはや全くそんな気持ちにはなりません。
願わくば、岩隈投手がこのまま最後まで締めてくれますように・・・。


写真は、3月15日に神宮球場で行われたイーグルスとスワローズのオープン戦で撮ったものです。
公式戦ではなかなか座れないバックネット裏でも観戦できるのがオープン戦のいいところです。
ちなみに神宮球場は芝も張り替えられて、かなり綺麗になっていました。
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【K20Dレビュー】高速連写2008年03月09日 05時27分25秒

下の日記でアップした写真に、いくつかサイズの小さいものがあるのにお気づきでしょうか。
これは、K20Dの秒間23枚高速連写機能で撮影したものです。

こちらの機能は、画質が制約されてしまう点であまり前評判は良くなかったようですが、使ってみると、非常におもしろいです。
論より証拠、まずは撮影例をご覧ください。楽天の若手、河田寿司選手のバッティングです。
posted by (C)ヒスイ

このように、新聞や雑誌を飾るような「決定的瞬間」ぽい写真が、簡単に撮れてしまいます。
スポーツや動物の撮影など、画質を多少落としてでも一瞬を切り取りたいと思う場面では、非常に使える機能だと思います。

一方で、高速撮影には結構制約もあります。
まず、高速撮影できる枚数には制限があります。
最高画質だと、約120枚ですので、撮影可能時間は最大5秒間になります。
撮影終了後は画像処理のため一定時間一切の作業ができなくなります(感覚的には、高速撮影した時間プラス15秒くらいでした)。
また、シャッターを押してから撮影が開始されるまで微妙にタイムラグがあるのにも、注意が必要です。
このような制約とどう上手く付き合っていくかが、高速連写機能の活用ポイントでしょうね。

【K20Dレビュー】ファーストインプレッション&楽天VS巨人2008年03月08日 20時06分49秒

楽天イーグルス 石川投手
というわけで、K20Dの初陣から帰ってまいりました。 最初の撮影対象は、ジャイアンツ球場で行われた楽天と巨人の春季教育リーグ、それからその帰り道の風景でした。 今日は、長崎旅行記のほうはちょっとお休みして、K20Dのインプレッションと機能チェックをお送りしたいと思います。

ではまず、多くの人が気になるであろうK10Dとの機能比較から入ろうと思いますが、結論から言うと、いろいろな意味で別物だと思います。

特にAF精度は、プログラム周りのみの修正とは思えないほど向上しています。
具体的には、K10Dではバックネット越しにグラウンドを撮影しようとするとAFがバックネットに捕まってしまいことが多く、マニュアルでピントを合わせざるを得なかったのですが、K20Dではほぼ確実にグラウンドの選手にピントを合わせてくれました。
今日使った限りでは、AFが延々迷い続けるようなこともありませんでした。 おそらくK10Dが苦手にしていたシチュエーションをねらい打ちで潰したのでしょうが、この向上ぶりからすると、他のシチュエーションも期待大です。

そのほかに、K10Dから向上した部分としては、やはりファインダーの視認性の向上が挙げられます。
私はK10Dでは拡大アイカップをつかっていましたが、これなら特に必要ないかな、と思いました。

後、K10Dからの機能追加といえばライブビューですが、これはなかなか使いどころが難しいです。
ライブビュー作動中はAFが機能しないのですが、ライブビューの画像は正直正確なピント合わせができるほど良くないです。 もちろん、クイックシフトに対応していない他社レンズだと、マニュアルに切り替えないといけません。
スポーツなど状況がめまぐるし変わるくシーンで周囲の状況を確認しながら撮影できるのはうれしいですが、3分しか持続できない、電池消耗が激しい、という制約の中で使うには、いろいろ工夫が必要そうです。

※訂正:マニュアルを確認したところ、ライブビュー中でもAFボタンによるAFは可能でした。

ともあれ、非常にいじり甲斐のあるカメラなのは間違いありません。
K10Dからスッテプアップする価値は十分あると思いますよ。

[モデル] PENTAX K20D [画像サイズ] 1536 x 1024 [フラッシュ使用] いいえ [焦点距離] 250.0 mm [シャッタースピード] 1/90 秒 [ISO感度] 100 [絞り] F6.3 [露出補正] 0.50 [測光モード] 分割測光 [レンズ型名] TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD [ホワイトバランス] 太陽光

以下、球場で撮った写真をいくつかアップしておきます。
posted by (C)ヒスイ

【長崎旅行記】才能とは・・・2008年03月08日 01時18分55秒

楽天イーグルス 嶋基宏捕手

実は私は、東北楽天ゴールデンイーグルスの大ファンでして、今年もクリネックススタジアム宮城への遠征を計画しているほどだったりします。 長崎に行ったときに、ちょうどイーグルスが長崎でミニキャンプをやっているのを知り、予定を変更して長崎スタジアムに駆けつけたのでありました。 (これも、野村監督が常々いわれている「縁」というやつなのでしょうか?)

球場には、平日の昼だというのに数百人のファンの方が集まっていて、昨年最下位から4位に躍進したことで人気も拡大しているんだなあと感じ入りました。 そんな中で私が注目したのは、野村監督の後継者とも期待されている、2年目の嶋基宏捕手でした。 ちょうどピッチャーと内野手が牽制時のフォーメーションを確認しているときで、控えのキャッチャーはホームベース脇で控えていたのですが、嶋選手はなにやらボールをぽーんと上に投げては捕るという動作を繰り返していました。 まさか遊んでいるわけでもないだろうな、と思ってよく見てみると、ミットで捕ったり、素手で捕ったり、ミットで捕りこぼしたボールを素手で掴んだりと、様々なボールの取り方を(おそらくは意図的に)反復していることがわかりました。 それでようやく、あれは遊んでいるのでも何でもなくて、捕球の確実性を高めるとともに、万一捕りこぼしてもすぐ送球できるようになるための練習なんだと気づきました。

嶋選手は大学からキャッチャーにコンバートされて、去年のシーズン当初はプロの変化球に対応できず後逸してしまうことも多く、ファンや評論家からもかなり厳しい批判を受けていました。 それでも、シーズン後半は明らかにキャッチングが向上していて、努力したんだろうなあと漠然と思っていたのですが、 その一端を目の当たりにすることができて、ちょっとグッときてしまいました。

「才能とは努力を継続できる力のこと」というのは、将棋の羽生棋士の言葉でしたが、プロの世界で活躍する人はすべからく努力の大切さを知っているんだろうなと思い、自分もがんばらなくてはと感じ入るのでありました。

[モデル] PENTAX K10D [フラッシュ使用] いいえ [焦点距離] 250.0 mm [シャッタースピード] 1/250 秒 [ISO感度] 100 [絞り] F6.3 [露出補正] 0.50 [測光モード] 分割測光 [レンズ型名] TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD [ホワイトバランス] 太陽光

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