【K20Dレビュー】ファーストインプレッション&楽天VS巨人2008年03月08日 20時06分49秒

楽天イーグルス 石川投手
というわけで、K20Dの初陣から帰ってまいりました。 最初の撮影対象は、ジャイアンツ球場で行われた楽天と巨人の春季教育リーグ、それからその帰り道の風景でした。 今日は、長崎旅行記のほうはちょっとお休みして、K20Dのインプレッションと機能チェックをお送りしたいと思います。

ではまず、多くの人が気になるであろうK10Dとの機能比較から入ろうと思いますが、結論から言うと、いろいろな意味で別物だと思います。

特にAF精度は、プログラム周りのみの修正とは思えないほど向上しています。
具体的には、K10Dではバックネット越しにグラウンドを撮影しようとするとAFがバックネットに捕まってしまいことが多く、マニュアルでピントを合わせざるを得なかったのですが、K20Dではほぼ確実にグラウンドの選手にピントを合わせてくれました。
今日使った限りでは、AFが延々迷い続けるようなこともありませんでした。 おそらくK10Dが苦手にしていたシチュエーションをねらい打ちで潰したのでしょうが、この向上ぶりからすると、他のシチュエーションも期待大です。

そのほかに、K10Dから向上した部分としては、やはりファインダーの視認性の向上が挙げられます。
私はK10Dでは拡大アイカップをつかっていましたが、これなら特に必要ないかな、と思いました。

後、K10Dからの機能追加といえばライブビューですが、これはなかなか使いどころが難しいです。
ライブビュー作動中はAFが機能しないのですが、ライブビューの画像は正直正確なピント合わせができるほど良くないです。 もちろん、クイックシフトに対応していない他社レンズだと、マニュアルに切り替えないといけません。
スポーツなど状況がめまぐるし変わるくシーンで周囲の状況を確認しながら撮影できるのはうれしいですが、3分しか持続できない、電池消耗が激しい、という制約の中で使うには、いろいろ工夫が必要そうです。

※訂正:マニュアルを確認したところ、ライブビュー中でもAFボタンによるAFは可能でした。

ともあれ、非常にいじり甲斐のあるカメラなのは間違いありません。
K10Dからスッテプアップする価値は十分あると思いますよ。

[モデル] PENTAX K20D [画像サイズ] 1536 x 1024 [フラッシュ使用] いいえ [焦点距離] 250.0 mm [シャッタースピード] 1/90 秒 [ISO感度] 100 [絞り] F6.3 [露出補正] 0.50 [測光モード] 分割測光 [レンズ型名] TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD [ホワイトバランス] 太陽光

以下、球場で撮った写真をいくつかアップしておきます。
posted by (C)ヒスイ

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