【長崎旅行記】才能とは・・・ ― 2008年03月08日 01時18分55秒
実は私は、東北楽天ゴールデンイーグルスの大ファンでして、今年もクリネックススタジアム宮城への遠征を計画しているほどだったりします。 長崎に行ったときに、ちょうどイーグルスが長崎でミニキャンプをやっているのを知り、予定を変更して長崎スタジアムに駆けつけたのでありました。 (これも、野村監督が常々いわれている「縁」というやつなのでしょうか?)
球場には、平日の昼だというのに数百人のファンの方が集まっていて、昨年最下位から4位に躍進したことで人気も拡大しているんだなあと感じ入りました。 そんな中で私が注目したのは、野村監督の後継者とも期待されている、2年目の嶋基宏捕手でした。 ちょうどピッチャーと内野手が牽制時のフォーメーションを確認しているときで、控えのキャッチャーはホームベース脇で控えていたのですが、嶋選手はなにやらボールをぽーんと上に投げては捕るという動作を繰り返していました。 まさか遊んでいるわけでもないだろうな、と思ってよく見てみると、ミットで捕ったり、素手で捕ったり、ミットで捕りこぼしたボールを素手で掴んだりと、様々なボールの取り方を(おそらくは意図的に)反復していることがわかりました。 それでようやく、あれは遊んでいるのでも何でもなくて、捕球の確実性を高めるとともに、万一捕りこぼしてもすぐ送球できるようになるための練習なんだと気づきました。
嶋選手は大学からキャッチャーにコンバートされて、去年のシーズン当初はプロの変化球に対応できず後逸してしまうことも多く、ファンや評論家からもかなり厳しい批判を受けていました。 それでも、シーズン後半は明らかにキャッチングが向上していて、努力したんだろうなあと漠然と思っていたのですが、 その一端を目の当たりにすることができて、ちょっとグッときてしまいました。
「才能とは努力を継続できる力のこと」というのは、将棋の羽生棋士の言葉でしたが、プロの世界で活躍する人はすべからく努力の大切さを知っているんだろうなと思い、自分もがんばらなくてはと感じ入るのでありました。
[モデル] PENTAX K10D [フラッシュ使用] いいえ [焦点距離] 250.0 mm [シャッタースピード] 1/250 秒 [ISO感度] 100 [絞り] F6.3 [露出補正] 0.50 [測光モード] 分割測光 [レンズ型名] TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD [ホワイトバランス] 太陽光
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