名機の誇り2009年05月24日 01時09分31秒

PENTAX K-7
K-7タッチアンドトライ、行って参りました。
想像していたより遙かに大勢の人が集まっていて、
一番混んでいた14時頃には入場制限がかかりK-7体験は2時間待ちという状態でした・・・。

以下、K-7のファーストインプレッションです。
カカクコムにもアップさせていただきましたが、いくらか書き足りなかった所もあるので加筆いたします。


・感触
非常に良く手になじみます。
重量感はありますが、片手で持っても負担に感じません。
また、重量のバランスが良いせいか、重いレンズを付けても違和感を感じませんでした。


・AF
他社の最上位機種並みとまでは申しませんが、従来機種に比べ明らかに進化してます。
レンズが回るスピード自体は大差ないですが、合焦に「迷い」がなくなったので、印象がかなり違います。
標準レンズで10枚くらい撮った限りでは、いままでのような
「一度止まってからフラフラ」も有りませんでした。
ただし、コントラストAFはかなりのんびりで、エントリークラスのコンデジ程度でした。
液晶画面が3型92万画素に進化して素晴らしく見やすくなりましたから、
コントラストAF時はMFで大まかに合わせてAFで微調整、という使い方がメインになりそうです。
あと、残念ながらSDMレンズの回転速度は従来機種と同等でした。
もちろん、「迷い」が無くなった分だけ高速で合焦はしてくれるのですが。


・シャッター
これも非常に軽快ですね。
連射しても音は静かで、ミラーショックも少ないです。
K20Dの課題だった、ライブビューからの撮影のタイムラグもほぼありませんでした。
ライブビューでもRAW撮影でも秒5.2コマを維持しているのは素晴らしいですね。
ただ、社員の方によると快適な連写を楽しむには速度の速いメモリーカードをおすすめするとのことでした。
(会場のK-7で使用されているのはサンディスクのエクストリームIIIだそうです)


・ファインダー
K20Dよりやや暗くなってますが、ピントの山は格段に合わせやすくなりました。
開発者の方も、ピント合わせやボケ具合の確認をしやすくすることを優先して開発したとおっしゃってました。


・高感度ノイズ
作例を見る限り、常用限界はK20Dより一段上がったという感じです。
ただし、現在もぎりぎりまで調整して良くしている最中とのことでした。


・動画
AFは撮影前のみ可能でした。
(社員の方によると、技術的には不可能ではないが、今回は見送ったとのことでした)
液晶画面が格段に見やすくなっていますし、MFでもなんとかなるとは思います。
動画にも手ぶれ補正が効くとのことですが、やっぱり三脚の使用が原則でしょうね。


・その他
縦位置で構えると操作画面がちゃんと縦になります。
電子水準器の精度はかなり高いです。
カメラを動かさずに構図を微調整できるのは、想像以上に便利そうです。
動画からの静止画が切り出しがカメラで出来ます。
カスタムイメージの設定で、ハイコントラスト・シャドーの補正具合を個別に調整できます。


とりあえず気付いたのはこんな所です。
とにかく、手にとって、構えて、シャッターを押すのが非常に気持ちいいカメラでした。
「名機の誇りを受け継ぐもの」というキャッチコピーに偽りはありませんよ。
発売日(6月30日頃らしいです)を指折り数えて待たせていただきます!

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://photodiary.asablo.jp/blog/2009/05/24/4320741/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

テクノラティプロフィール