【K20Dレビュー】高速連写2008年03月09日 05時27分25秒

下の日記でアップした写真に、いくつかサイズの小さいものがあるのにお気づきでしょうか。
これは、K20Dの秒間23枚高速連写機能で撮影したものです。

こちらの機能は、画質が制約されてしまう点であまり前評判は良くなかったようですが、使ってみると、非常におもしろいです。
論より証拠、まずは撮影例をご覧ください。楽天の若手、河田寿司選手のバッティングです。
posted by (C)ヒスイ

このように、新聞や雑誌を飾るような「決定的瞬間」ぽい写真が、簡単に撮れてしまいます。
スポーツや動物の撮影など、画質を多少落としてでも一瞬を切り取りたいと思う場面では、非常に使える機能だと思います。

一方で、高速撮影には結構制約もあります。
まず、高速撮影できる枚数には制限があります。
最高画質だと、約120枚ですので、撮影可能時間は最大5秒間になります。
撮影終了後は画像処理のため一定時間一切の作業ができなくなります(感覚的には、高速撮影した時間プラス15秒くらいでした)。
また、シャッターを押してから撮影が開始されるまで微妙にタイムラグがあるのにも、注意が必要です。
このような制約とどう上手く付き合っていくかが、高速連写機能の活用ポイントでしょうね。

【K20Dレビュー】ファインシャープネス2008年03月09日 19時08分03秒

輪郭を太くせずに解像感を高めるという触れ込みのファインシャープネスですが、その実力の程はいかがでしょうか。
3通りの作例を撮影してみました。

ファインシャープネスOFF
IMGP1716
IMGP1716 posted by (C)ヒスイ

ファインシャープネスON(標準)
IMGP1717
IMGP1717 posted by (C)ヒスイ

ファインシャープネスON(最大)
IMGP1718
IMGP1718 posted by (C)ヒスイ


いかがでしょうか。輪郭の細さを維持しつつ確実に解像感が増しているのがお分かりいただけますでしょうか。
特にファインシャープネス(最大)は、1460万画素センサーの本領発揮という感じです。
まあ、解像が効き過ぎると写真として逆に不自然になってしまうこともありますから、通常は標準で十分な気がします。

【K20Dレビュー】 ダイナミックレンジ拡張2008年03月09日 20時18分10秒

明暗差の大きいシーンで白飛びと黒つぶれを同時に防ぐダイナミックレンジ拡張機能を試してみました。

ダイナミックレンジ拡張あり
IMGP1554
IMGP1554 posted by (C)ヒスイ

ダイナミックレンジ拡張なし
IMGP1555
IMGP1555 posted by (C)ヒスイ

夕暮れの街角という、デジカメ泣かせのシーンですが、ダイナミックレンジの拡張で、光の部分も影の部分もきっちり拾ってくれています。
特に、影の部分をこれだけ黒つぶれせずに撮影できてしまうのはすごいです。
朝日や夕日の写真では、肉眼で見た印象とカメラが出す画像とでイメージにギャップが生じてしまうこともままありますが、ダイナミックレンジ拡張はその隙間を埋めるのに活躍してくれそうな気がします。
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