K-7レビュー ~1/8000の世界 ― 2009年07月01日 23時41分49秒
K-7になって、シャッタースピードの上限が1/8000にアップしました。
その威力の程を試すべく、噴水の水を連写してみました。
秒速5.2コマの連写性能も相まって、水流の変化する様をバッチリ捉えてくれました。
1/8000のシャッタースピードで十分な光量をを確保するため感度を6400に増感していますが、K-7では高感度でのノイズ処理が改善されているようでノイズはそれほど気になりません。
(本当はハイスピードシンクロに対応したストロボを使うのがベストなのでしょうが・・・)
あと、この写真の撮影時にはライブビューでのマニュアルフォーカスが有効でした。
K-7のファインダーは確かにピントの山がつかみやすくなっているものの、透明かつ動き続けている水にピントを合わせるのはなかなか難しいわけで、この場合はやはりライブビューが有利でした。
機動は俊敏、拡大してもぼやけにくい、AFも(ちょっと遅いですが)OKとK20Dから大幅に改善されたK-7のライブビューは、活用の頻度も大幅にアップしそうです。
秒速5.2コマの連写性能も相まって、水流の変化する様をバッチリ捉えてくれました。
1/8000のシャッタースピードで十分な光量をを確保するため感度を6400に増感していますが、K-7では高感度でのノイズ処理が改善されているようでノイズはそれほど気になりません。
(本当はハイスピードシンクロに対応したストロボを使うのがベストなのでしょうが・・・)
あと、この写真の撮影時にはライブビューでのマニュアルフォーカスが有効でした。
K-7のファインダーは確かにピントの山がつかみやすくなっているものの、透明かつ動き続けている水にピントを合わせるのはなかなか難しいわけで、この場合はやはりライブビューが有利でした。
機動は俊敏、拡大してもぼやけにくい、AFも(ちょっと遅いですが)OKとK20Dから大幅に改善されたK-7のライブビューは、活用の頻度も大幅にアップしそうです。
K-7レビュー ~暗所AF ― 2009年06月30日 07時03分30秒
従来PENTAXのデジタル一眼レフカメラの弱点とされていたAF性能。
だんだんと改善されてきてはいましたが、暗所でのAFに関しては他社カメラに後れを取る状態が続いていました。
この点がK-7で何処まで改良されたか実験をしてみました。
夜道を走ってくるバスをAF-C・測光点AUTOで連写したものです。

IMGP3909 posted by (C)ヒスイ

IMGP3910 posted by (C)ヒスイ

IMGP3911 posted by (C)ヒスイ

IMGP3912 posted by (C)ヒスイ
ご覧の通り、しっかりとバスに追随してくれました。
K-7のAF-Cは合焦したタイミングでシャッターを切るようで、本来の秒速5.2コマより連写速度は落ちてしまっていますが、ピンぼけ写真を量産されても仕方がないですからね。
暗所AFという弱点は完全に克服されたと言っていいと思います。
だんだんと改善されてきてはいましたが、暗所でのAFに関しては他社カメラに後れを取る状態が続いていました。
この点がK-7で何処まで改良されたか実験をしてみました。
夜道を走ってくるバスをAF-C・測光点AUTOで連写したものです。

IMGP3909 posted by (C)ヒスイ

IMGP3910 posted by (C)ヒスイ

IMGP3911 posted by (C)ヒスイ

IMGP3912 posted by (C)ヒスイ
ご覧の通り、しっかりとバスに追随してくれました。
K-7のAF-Cは合焦したタイミングでシャッターを切るようで、本来の秒速5.2コマより連写速度は落ちてしまっていますが、ピンぼけ写真を量産されても仕方がないですからね。
暗所AFという弱点は完全に克服されたと言っていいと思います。
K-7 動画撮影機能 その2 ― 2009年06月29日 00時42分07秒
動画もう一本追加です。
芦ノ湖の海賊船船上から撮影したもので、レンズはキットレンズの18-55mmWR、音声は内蔵マイクです。
本当は外付けマイクを使用したかったのですが、かなり雨が強かったので断念せざるを得ませんでした。
やはり内蔵マイクでは操作音や風切り音まで拾ってしまう上にモノラルですから、外付けマイクとは比べるべくも有りませんね・・・
むき出しになるマイク端子もケアしてくれるような防水マイクとか発売されると良いのですが。
K-7 動画撮影機能 ― 2009年06月28日 21時02分23秒
とりあえず1本アップロードしました。
Youtubeではどうしても画質が劣化してしまいますが、
実物はかなり綺麗ですよ。
ちなみに三脚は使っていません。
手ブレ補正の恩恵で、手持ちでもそれなりに何とかなりますよ。
K-7ファーストインプレッション IN HAKONE ― 2009年06月28日 00時36分29秒
お待たせしました。
K-7の作例をアップさせていただきます。
シャッターを切るのがとにかく楽しくて設定の追い込みそっちのけで撮っていたため、
正直作例などと言えるほど立派なものでは有りませんが、
初物ということでご容赦いただければ幸いです。

IMGP3754 posted by (C)ヒスイ
IMGP3826 posted by (C)ヒスイ

IMGP3822 posted by (C)ヒスイ
まずは箱根のあじさいを2枚。
高感度耐性はタッチ&トークライブで感じたとおり、
K20Dより一段階上といったところでしょうか。
なぜか初期設定ではノイズリダクションがオフになっているので、
ノイズが気になる方は変更しておいた方が良いでしょう。
あと、新発見としては暗所AFの大幅な向上がありますね。
今日は位場所でもかなりの枚数を撮りましたが、
従来機種のように、右往左往した挙げ句合照せず、
という悲しい事態はまったく生じませんでした。

IMGP3773 posted by (C)ヒスイ
ボタン配置は小型化されたボディに必要な機能が割り振られており、よく考えられていると思います。
ただ、撮影モードのロックボタン新設や、露出やフォーカスエリア切り替えの場所・サイズ変更など、
K20D系とはかなり違うボタンも多いため、
従来の配置に慣れてしまっている人にとっては操作感覚を修正するのにちょっと時間がかかるかもしれません。
写真は、ロックボタンを押し忘れてシャッター速度優先に切り替え損ねた時の産物です・・・
これはこれで面白いので結果オーライでした(笑)

IMGP3711 posted by (C)ヒスイ

IMGP3685 posted by (C)ヒスイ

IMGP3682 posted by (C)ヒスイ
最後は箱根大涌谷での三枚です。
結構きつい上り坂を登ることになったので、
まさにK-7(&リミテッドレンズ)の小型軽量が生きるシチュエーションでした。
本当は動画もアップロードしたかったのですが、宿泊先からでは回線が細すぎて不可能でした・・・
とりあえず動画撮影の感想をまとめると以下の通りです。
・画質は相当綺麗。ただし再生には相応のマシンパワー必須(ネットブックでは無理)
・撮影中のMFはかなり難しい・・・
・コントラストAFは遅いので、静止画モードの位相差AFでピント合わせをしてから動画モードに切り替えると良いかも
・手持ちでも結構いけます。もちろん三脚を使うのがベストですが。
とりとめのない文章で申し訳ないのですが、K-7のファーストインプレッションでした。
画質はK20D+αという感じで全く不満ないのですが、
特筆すべきはとにかく撮っていて楽しいカメラだという点だと思います。
実際にK-7を使ってみれば、視野率100%、AF改善、シャッターユニットのリニューアルなどのスペックアップは
単にスペック表の見栄えを良くするものではなく、
ユーザーに撮影する快感を提供するために搭載されたことが明確に伝わってくると思います。
そういう意味では、いくらネット上の作例を見てもK-7の真価を理解することは出来ないのかもしれません。
ともかく、「PENTAXの魂が込められた1台」「Kの一桁台を初めて与えるにふさわしいカメラ」
といった開発者の方々の言葉に全く嘘偽りは無かったというのが、 昨日一日K-7と一緒に走り回っての私の正直な感想です。
K-7の作例をアップさせていただきます。
シャッターを切るのがとにかく楽しくて設定の追い込みそっちのけで撮っていたため、
正直作例などと言えるほど立派なものでは有りませんが、
初物ということでご容赦いただければ幸いです。

IMGP3754 posted by (C)ヒスイ
IMGP3826 posted by (C)ヒスイ

IMGP3822 posted by (C)ヒスイ
まずは箱根のあじさいを2枚。
高感度耐性はタッチ&トークライブで感じたとおり、
K20Dより一段階上といったところでしょうか。
なぜか初期設定ではノイズリダクションがオフになっているので、
ノイズが気になる方は変更しておいた方が良いでしょう。
あと、新発見としては暗所AFの大幅な向上がありますね。
今日は位場所でもかなりの枚数を撮りましたが、
従来機種のように、右往左往した挙げ句合照せず、
という悲しい事態はまったく生じませんでした。

IMGP3773 posted by (C)ヒスイ
ボタン配置は小型化されたボディに必要な機能が割り振られており、よく考えられていると思います。
ただ、撮影モードのロックボタン新設や、露出やフォーカスエリア切り替えの場所・サイズ変更など、
K20D系とはかなり違うボタンも多いため、
従来の配置に慣れてしまっている人にとっては操作感覚を修正するのにちょっと時間がかかるかもしれません。
写真は、ロックボタンを押し忘れてシャッター速度優先に切り替え損ねた時の産物です・・・
これはこれで面白いので結果オーライでした(笑)

IMGP3711 posted by (C)ヒスイ

IMGP3685 posted by (C)ヒスイ

IMGP3682 posted by (C)ヒスイ
最後は箱根大涌谷での三枚です。
結構きつい上り坂を登ることになったので、
まさにK-7(&リミテッドレンズ)の小型軽量が生きるシチュエーションでした。
本当は動画もアップロードしたかったのですが、宿泊先からでは回線が細すぎて不可能でした・・・
とりあえず動画撮影の感想をまとめると以下の通りです。
・画質は相当綺麗。ただし再生には相応のマシンパワー必須(ネットブックでは無理)
・撮影中のMFはかなり難しい・・・
・コントラストAFは遅いので、静止画モードの位相差AFでピント合わせをしてから動画モードに切り替えると良いかも
・手持ちでも結構いけます。もちろん三脚を使うのがベストですが。
とりとめのない文章で申し訳ないのですが、K-7のファーストインプレッションでした。
画質はK20D+αという感じで全く不満ないのですが、
特筆すべきはとにかく撮っていて楽しいカメラだという点だと思います。
実際にK-7を使ってみれば、視野率100%、AF改善、シャッターユニットのリニューアルなどのスペックアップは
単にスペック表の見栄えを良くするものではなく、
ユーザーに撮影する快感を提供するために搭載されたことが明確に伝わってくると思います。
そういう意味では、いくらネット上の作例を見てもK-7の真価を理解することは出来ないのかもしれません。
ともかく、「PENTAXの魂が込められた1台」「Kの一桁台を初めて与えるにふさわしいカメラ」
といった開発者の方々の言葉に全く嘘偽りは無かったというのが、 昨日一日K-7と一緒に走り回っての私の正直な感想です。
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