北海道旅行記(3) 猫も肥える海の幸 ― 2008年08月04日 00時57分16秒
さて、利尻礼文巡りの後半戦になります。
今回の掲載分の写真は、特に記載がない限りK20D+TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LDで撮影しました。
バスツアーでの移動ではレンズを代えている暇がないことも多いですから、1本でどんなシーンにも対応してくれるこのレンズは本当に重宝しました。
どうですか、この風景。
写真だけ見たら、アイルランドかどこかじゃないかと思ってしまうかもしれません。
れっきとした日本は礼文の桃岩でございます。
桃岩頂上までの道。
この時は空も晴れ渡っていて、登るのが本当に気持ちよかったです。
場所によっては風がかなり強く、一眼レフのレンズが横風を受けて手ぶれしてしまう程でしたが・・・。
通称猫岩です。確かにお座りした猫にも見えます。
魚が美味しいだけあって、猫も栄養過多なんでしょう(笑)
海と岩の間に人が住んでいる、そんな印象の風景でした。
それにしても、つくづくK20Dの解像感は素晴らしいなと思いました。
日本の最北限、スコトン岬です。
本当かどうかはよく分からないのですが、どうも昔はこの岬が「最北端」を名乗っていたけど、測量技術の発達で実は宗谷岬が「最北端」と判明したため、
スコトン岬は「最北限」という言い回しをすることになったのだとか・・・
この民宿に住んでいる人が、日本最北限の住人ということになるのでしょうか。
このがけの下での暮らしがどんなものなのか、ちょっと想像できないですね。
礼文の紹介がだいぶ長くなってしまいましたが、次は利尻編です。
利尻島のオタトマリ沼です。
沼と言っても十分に水をたたえていて、利尻富士とのツーショットも決まっています。
時間に余裕があったので沼を徒歩で一周してみました。
だいたい20分くらいだったでしょうか(写真撮りながらじゃなければもっと早く回れるはずですが)
礼文ほど華やかではないけど、利尻も花々が目を楽しませてくれます。
晴天ということで、昆布を干す漁師さん達です。
利尻の天気は変わりやすいので、晴れたタイミングを見計らって一気に作業してしまうんだそうです。
利尻島の中で利尻富士が一番よく見える仙法志御崎海岸に到着・・・したらいきなりこの雲ですよ。
利尻の天気の変わりやすさを、いきなり身をもって知ることになりました。
さて、利尻礼文のもう一つの見所?といえば、やはり食べ物です。
「都会で魚を食べる気がしなくなる」と言う人までいるようですが、
個人的には決して誇張ではないと思える程楽しめました。
売店で購入したタコザンギです。
タコの天ぷらでして、カレー粉の味付けと良く合います。
ホッケのちゃんちゃん焼き。
ホッケの開きに白みそとネギをのせて焼いただけなのですが、
これがめちゃくちゃ美味いです。
脂身の乗った皮の部分まで美味で、
1匹まるまるホッケの美味しさを堪能させていただきました。
cyber-shot W61S
夕食は、漁師さんの経営する民宿でその日に取れた海の幸を堪能。
ウニ、ホッケ、ミル貝、ホタテetcetcと、まさに海の幸のフルコースでした。
生のウニと焼いたウニをいただいた後ウニ丼で締めるなんて、
ここ以外ではとてもできない贅沢です(笑)
2回に分けてお送りした利尻・礼文の旅もここまで。
次回は稚内に戻って、次の目的地美瑛に向かいます。
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